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コロナ乗り越え、頑張れた五輪 競泳・武良竜也

東京五輪の男子200メートル平泳ぎ決勝で7位に入った武良竜也=7月29日、東京アクアティクスセンター(恵守乾撮影)
東京五輪の男子200メートル平泳ぎ決勝で7位に入った武良竜也=7月29日、東京アクアティクスセンター(恵守乾撮影)

10月3日に静岡県で開催された静岡招待スプリントの50メートル平泳ぎに出場しました。東京五輪が終わって初の本格的な実戦でしたが、自己記録に近いタイムで、いい感触で泳げました。16、17日には短水路日本選手権もあるので、状態を上げていきたいと思います。

初出場の東京五輪では100メートル平泳ぎの予選で59秒40の自己ベストをマーク。100メートルは準決勝で敗退しましたが、200メートルは決勝に進出して7位入賞でした。悔しさもある一方、メダルが手に届く位置にあると感じることができました。

僕自身、5月に新型コロナウイルスの検査で陽性判定を受け、調整はすごく難しかったです。3週間ほどプールで泳げない時期があり、五輪は2カ月後に迫っていたので、そのときは正直、とても不安でした。

でも、家族から「大丈夫。まだ2カ月あるよ」と励まされ、気持ちを立て直すことができました。五輪までの最後の1カ月は、誰よりも頑張って追い込む練習ができたと自負しています。五輪では200メートル決勝のレースは体力面が少し響いたかなと思うけど、100メートルで自己ベストを出せたのは自信になりました。

今後の大きな目標は2024年パリ五輪で金メダルを取ることです。世界選手権でしっかりと表彰台に立ってステップを踏んでいきたいと考えています。日本の男子平泳ぎは佐藤翔馬選手(東京SC)をはじめ非常にレベルが高く、国内の大会でもつねにピリピリする緊張感の中でレースに臨むことができます。自己ベストではまだ他の選手に負けているので、しっかりと食らいついて勝負どころで強い気持ちを持っていきたいと思っています。

ミキハウスには今年4月に入社し、競技に集中できる環境を作っていただいています。さまざまな種目のアスリートが所属しているので刺激にもなります。次は五輪でメダルを取って、恩返ししたいと思っています。(談)

ミキハウススポーツクラブの選手が自身の活動を通して競技の魅力などを発信します。