「威張る奴は選挙区へ聞こえていく」 二階氏が派閥引き締め

二階派会合であいさつする二階俊博前幹事長=7日、東京都千代田区
二階派会合であいさつする二階俊博前幹事長=7日、東京都千代田区

自民党の二階俊博前幹事長が率いる二階派(志帥会)は7日の会合で、間近に迫った衆院選(19日公示-31日投開票)に向けて引き締めを図った。

二階氏は、先の党役員・閣僚人事でポストに就いた議員に対し「役所は威張りに行くところではなく、役人ができないことを代わってやってあげることだ」と指摘。「ボヤっとして威張り散らしている奴はバカにされ、伝説のごとく語られる。やがて選挙区へ聞こえていく」と訓示した。

伊吹文明元衆院議長は「選挙になると、つじつまの合わない言動が多くなるので、注意してやってほしい。後で必ず落とし前をつけさせられる」と述べた。

伊吹氏はまた、立憲民主党が公約に「時限的な5%の消費税減税」「年収1千万円程度を下回る人の所得税ゼロ」を掲げていることに言及し、「(減収が見込まれる)22兆円を一体どうするんだと。社会保障や防衛費をみんな削っちゃうのか。それとも借金で垂れ流すのか。そういう話が全くないまま選挙は行われるので心してやってほしい」と語った。

中曽根弘文元外相は「岸田文雄内閣の支持率も50何%ということで、必ずしも菅義偉内閣発足のときのようにいっていない。衆院選も厳しい選挙だと思ってしっかり頑張って、またここでみんなでお会いしたい」と激励した。

山口壮環境相が務めていた同派事務総長には、武田良太前総務相が就任した。