プロが指南 就活の極意

企業が求めているアピールポイントの意味とは

オンライン面接をする東京海上日動火災保険の採用担当者=6月1日、東京都渋谷区
オンライン面接をする東京海上日動火災保険の採用担当者=6月1日、東京都渋谷区

就職活動では必ず問われる「アピールポイント」。この意味を正しく理解できていない人が多いです。一般的には、自分の魅力や能力、人柄などを伝えるものですが、これだけの認識では不十分です。言葉の意味を正しく理解しないまま就職活動を進めてしまうと思うような成果につながらないことが増えてしまいますので、よく考えて正しい理解を持って就職活動を進めるようにしてください。

アピールポイントとは

アピールポイントとは、一般的に「アピールしたい自分自身の強みや特徴」を意味します。就職活動においては、企業が求める能力や人物像と照らし合わせて、企業で生かせる自身の強みを、アピールポイントとして伝えることが必要となってきます。

その企業が求める能力や人物像とは、企業の業務を通じて成果につながる強みか、企業風土やビジョンに合った人材かということになります。

アピールポイントと混合しやすいもの

一つ目は「長所」です。長所も「自身のいいところや優れた点」といった意味を持つ言葉です。そのため、長所をアピールポイントして伝えてしまう人が多いです。しかし、企業が求めるアピールポイントとは意味が異なりますので気を付けてほしいと思います。

では、企業が求めるアピールポイントとは何か。長所との違いは「主観性」になってしまうのか、「客観性」になるのかです。

長所は自分自身が考える「主観的な」優れた点になります。それに対し、企業が求めるアピールポイントは、企業が欲しているもの、つまり「客観的な」優れた点です。

要は自己満足で終わってしまうのか、相手も評価するのかの違いになります。相手が評価するのかを探るには、企業研究が必須となります。「自分を知る」だけでは不十分ですので「相手を知る」ことを絶対に忘れないようにしてください。

二つ目は、「自己紹介」です。面接や動画選考の始めに自己紹介を求められることは多いです。自分のことを伝えるという点では自己PRと似ているため、自己PRを伝えてしまう人が多いのですが、自己紹介は自分自身を紹介するためのものであり、その後の面接を進める話のきっかけを作るためのものです。