神奈川県秦野市で小型ヘリコプターが墜落し、男性が死亡した事故で、県警は7日、亡くなったのは福井市高木の医師、加藤諒さん(28)と発表した。加藤さんはヘリを操縦しており、同乗者はいなかった。運輸安全委員会から派遣された航空事故調査官2人は、現地で機体の損傷状況などを調べた。
県警によると、ヘリは7日午前6時40分ごろ、秦野市今泉の草地に墜落。機体は大破し、そばで倒れていた加藤さんは搬送先の病院で死亡が確認された。
県警や国土交通省によると、ヘリは「ロビンソン式R22ベータ型」(定員2人)。加藤さんは午前6時35分ごろ、同県大井町のヘリポートを離陸し、千葉県木更津市に向かう途中だった。神奈川県警は飛行目的などを調べている。