浪速風

守りたい花山天文台

「花山天文台(京都市山科区)のチャレンジにぜひご支援を!」。京都大名誉教授で前天文台長の柴田一成さんからこんなメールが届いた。京都大大学院付属の同天文台は、昭和4年に創設され日本の天文学の礎を築いた、知る人ぞ知るアマチュア天文学の聖地である。レトロな外観や歴史ある設備は一見の価値ありだ

▼一時は存続の危機にあったが、民間の支援で財団を設立。今月16日にはシンセサイザー奏者の喜多郎さんが〝応援コンサート〟を開く。そのためのクラウドファンディングを開催中だ。老朽化した施設の修繕や整備のために、なんとか第2目標の600万円を達成したいという

▼喜多郎さんは米グラミー賞も受賞した世界的アーティスト。存続の意義に共鳴し協力してきた。「音楽は宇宙とつながる波動」なのだとか。今回は醍醐寺僧侶らの声明(しょうみょう)とのコラボにも挑戦するそうで、視聴はオンライン配信のみだが、自宅で宇宙を楽しむのも一興かも。