迂回の仮設水道管敷設「工事進捗は順調」 和歌山市 - 産経ニュース

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迂回の仮設水道管敷設「工事進捗は順調」 和歌山市

崩落した橋から土手を経由し、迂回する形で延びる仮設水道管=和歌山市
崩落した橋から土手を経由し、迂回する形で延びる仮設水道管=和歌山市

和歌山市の紀の川に架かる「六十谷(むそた)水管橋」が崩落し、市北部で大規模な断水が発生している問題で、市は7日も、約40メートル東側の別の橋で、迂回(うかい)の仮設水道管を敷設する復旧工事を急ピッチで進めた。この日は、崩落した橋の水道管に仮設水道管をつなぐ準備作業などを実施した。市の担当者は「工事の進捗(しんちょく)は順調」と説明。8日深夜に通水し、9日朝には断水解消を目指している。

3日に橋が崩落した影響で、市北部の約6万世帯約13万8千人では依然、断水が続いている。

崩落した橋の本格復旧は長期化が予想されるため、市は6日午前から、約40メートル東側の橋で県道路面上に仮設水道管を敷設する工事を進めている。

市によると、工事は作業員約100人が昼夜を問わず24時間中断なく続ける。長さ6メートル、直径70センチ、重さ1・5トンの水道管約100本を使用。加納浄水場のある川の南岸から、今回断水した川以北の市域に向けて延ばしている。

7日は、仮設水道管を接合するため、崩落した橋の水道管(直径90センチ)の底部に穴を開けたり、経由地の土手に水道管を設置する作業などを進めた。

約40メートル東側の橋では、作業員らが、県道路面上に搬入された仮設水道管を接合する溶接作業などにも追われた。

市の担当者は「仮設水道管に必要な部材もほぼそろい、作業は順調に進んでいる。市民の窮状が解消されるように、8日中の工事完了を目指している」と話している。