東京・有明の東京ビッグサイトで2日目を迎えた測定、計測および光学、レーザーに関する製品、技術の総合展「測定計測展2021」(主催・日本光学測定機工業会、日本精密測定機器工業会、特別協力・産経新聞社)。今回は47社が最新の技術や製品を展示する。展示ブースでは来場者との熱心な情報交換が繰り広げられている。
ミツトヨ(川崎市高津区)は半導体製造などの分野で利用が期待される画像測定装置の最新型を出展。担当者は「測定スピードは従来比5倍以上。大幅な効率化を実現できる」と説明する。一方、複雑な形状のものでもレーザースキャナーなどから三次元(3D)データを取り込む測定装置を出展した小坂研究所(東京都千代田区)は「自動車部品製造などの分野で利用が期待される。簡単に使用できることもあり、来場者の反応も上々」(担当者)という。
産経新聞社が主催する「第26回フルードパワー国際見本市 IFPEX2021」「センサエキスポジャパン2021 オータム」や特別協力している「第23回自動認識総合展」「第16回総合試験機器展 TEST2021」も同時開催。5展示会とも会期は8日までで入場料は無料(入場の際に登録が必要)。共通の問い合わせ先は03・3273・6180。info@ifpex.jp。詳細は各展示会公式サイトで確認。