三陽 オンワードともに営業赤字、8月中間 - 産経ニュース

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三陽 オンワードともに営業赤字、8月中間

アパレル大手の三陽商会とオンワードホールディングス(HD)は7日、令和3年8月中間連結決算を発表し、本業のもうけを示す営業損益はともに赤字となった。構造改革の効果などで赤字幅は縮小したが、新型コロナウイルス感染拡大による販売不振を補えなかった。

三陽商会は、最終損益も19億円の赤字(前年同期は66億円の赤字)だった。営業損益は20億円の赤字となったが、希望退職実施などの構造改革はほぼ計画通りに進捗(しんちょく)し、赤字額は前年同期の57億円から縮小した。売上高は前年同期比7・2%増の164億円だった。

4年2月期の売上高見通しは、従来予想の440億円から415億円に引き下げた。大江伸治社長は7日の記者会見で「新型コロナの第4波と第5波で想定ほど販売が戻らなかったが、事業採算は着実に改善していると判断している」と述べた。

一方、オンワードHDの8月中間決算は、最終損益が74億円の黒字(前年同期は151億円の赤字)に転換。営業損益は32億円の赤字(前年同期は109億円の赤字)だった。売上高は前年同期比0・7%減の807億円だった。4年2月期の売上高予想は、1905億円から1746億円に下方修正した。

同日のオンライン会見で保元道宣社長は「ようやく明るい兆しが見え始めている。構造改革が良い形で実を結ぶと確信している」と述べ、下期以降の業績回復に期待を示した。