【新閣僚に聞く】「受信料値下げ着実に実現を」 金子恭之総務相 - 産経ニュース

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新閣僚に聞く

「受信料値下げ着実に実現を」 金子恭之総務相

グループインタビューに応じる金子恭之総務相=7日、東京都千代田区
グループインタビューに応じる金子恭之総務相=7日、東京都千代田区

--菅義偉(すが・よしひで)前政権が注力した携帯電話料金の値下げに向けた今後の政策を

「前政権が強力に政策を進めた結果、携帯電話各社が低料金プランを始めた。今後は多くの利用者に値下げを実感してもらうため、新プランに乗り換えしやすくなる取り組みやプランの周知などを進める」

--第5世代(5G)移動通信システムの基地局など情報通信設備の国際競争力強化をどう推進するか

「官民を挙げて取り組まないといけない。企業の海外展開を促進するため国際的なルール作りに取り組むとともに、研究開発も重要なので5Gの次世代の6Gや量子技術などの研究開発を強力に推進したい」

--政権が注力する経済安全保障に関する政策の方向性は

「5Gなどの通信設備は社会経済活動にとって極めて重要な基盤で、プライバシーなど民主主義の根幹の権利と密接に関連しており、通信分野の経済安全保障の確保は各国の喫緊の課題だ。通信設備の安全性の確保やサイバーセキュリティー確保に向け関係省庁と連携し確実に進めていく」

--NHKの事業拡大や受信料値下げなどの考えは

「ネットの動画視聴拡大など放送業界の経営環境が変わる中、公共放送の果たす役割と使命については引き続き検討する必要がある。値下げについては事業規模の1割に当たる700億円を原資として令和5年度に値下げする考えをNHKが示しているのは、一定の評価ができる。国民への約束であり、着実に実現していただきたい」

--幹部の接待問題からの信頼回復はどうすべきか

「第三者委員会から、会食で行政がゆがめられたとは確認できなかったという最終報告が出された一方、政策決定については記録を残して透明化を図ることなどを自ら整備するよう指摘された。指摘は正面から受け止めて全力で取り組んでいきたい」(大坪玲央)