正倉院で「開封の儀」宝物の点検や調査

正倉院の宝庫に入っていく関係者ら=7日、奈良市
正倉院の宝庫に入っていく関係者ら=7日、奈良市

奈良時代の聖武天皇ゆかりの品やシルクロードを経て伝わった宝物を納めた正倉院(奈良市)で7日、宝庫の扉を開ける年に1度の「開封の儀」が行われた。

この日午前10時ごろ、勅使の侍従をはじめ宮内庁関係者ら14人が参列。手を水で清めた後、階段を上り、扉の麻縄を切って開封した。

正倉院には約9千件の宝物が保管されており、12月3日の「閉封の儀」までの間、点検や調査などを行う。

宝物の一部は、30日から11月15日まで奈良国立博物館(奈良市)で開催の「第73回正倉院展」で公開される。今年は聖武天皇が大切にしていた弦楽器「螺鈿紫檀阮咸(らでんしたんのげんかん)」などが展示される予定。