空室率 7年ぶり高水準 都心オフィス6・43%

オフィス仲介大手の三鬼商事が7日発表した9月末時点の東京都心5区(千代田、中央、港、新宿、渋谷)のオフィス平均空室率は、前月比0・12ポイント上昇し6・43%となった。19カ月連続で悪化し、2014年6月(6・45%)以来、7年3カ月ぶりの高水準だった。

テレワークの普及で、オフィスを縮小する流れが続いている。9月は既存ビルの大型解約があったものの、新型コロナウイルス対策で広めのスペースを確保するため、オフィスを拡大する企業もあり、空室率は小幅な上昇にとどまった。

地区別では全5区で前月から上昇した。新宿区は3カ月連続で改善していたが、0・05ポイント上昇の6・13%と再び悪化した。5区の3・3平方メートル当たりの平均賃料は2万858円で、前年同月比8・25%、前月比0・35%それぞれ低下した。