運送会社で元同僚を刺殺 被告に懲役22年求刑 大阪 - 産経ニュース

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運送会社で元同僚を刺殺 被告に懲役22年求刑 大阪

大阪地裁=大阪市北区
大阪地裁=大阪市北区

大阪府高槻市内の運送会社で昨年2月、従業員の脇坂勇樹さん=当時(40)=を刺殺したとして、殺人などの罪に問われた元従業員、松井保被告(36)の裁判員裁判の論告求刑公判が7日、大阪地裁(渡部市郎裁判長)で開かれた。検察側は「一切の落ち度がない被害者への残忍な犯行で、動機も身勝手極まりない」として懲役22年を求刑し、結審した。判決は13日。

検察側は論告で、事件前日に会社を解雇されたことに不満を持った被告が「解雇に至るいきさつとは無関係の脇坂さんに恨みをぶつけた」と指摘。一方的に何度も刺した行為は「残忍で執拗(しつよう)な、極めて悪質な犯行」と非難した。

弁護側は強い殺意があったことは認める一方、犯行は計画的でなく、アルコール依存症によって冷静な判断ができなかったとして情状酌量を求めた。

起訴状などによると、松井被告は昨年2月27日、高槻市内で、殺意を持って脇坂さんの胸部を包丁で数回突き刺すなどし、出血性ショックで死亡させたとしている。