電車でテレワーク 野球観戦へ直行 西武球場前駅

仕事が終われば、すぐに野球観戦へ―。西武球場前駅に停車した電車の中でテレワークをする人たち=7日午後、埼玉県所沢市(中村智隆撮影)
仕事が終われば、すぐに野球観戦へ―。西武球場前駅に停車した電車の中でテレワークをする人たち=7日午後、埼玉県所沢市(中村智隆撮影)

西武鉄道は7日、プロ野球・埼玉西武ライオンズの本拠地、メットライフドーム(埼玉県所沢市)の最寄りの西武球場前駅で、停車した電車をテレワーク用のスペースとして開放するイベント「WORKING TRAIN(ワーキングトレイン)」を開いた。8日も実施する。

「仕事が終わってから球場へ向かっても試合開始に間に合わない」という野球ファンの声に応え、両日夜の福岡ソフトバンクホークス戦に合わせて企画した。

利用料金は10分当たり110円(税込み)で、4時間利用の場合は1100円(同)。電源やWi―Fi環境を備えた新型通勤車両40000系にプリンターなどを配備し、5両(65席)をテレワークに使えるようにした。

料理のメニューを考案するためパソコンの画面に向かっていた調理師の磯辺耕太郎さん(36)=所沢市=は「仕事を終えたらすぐに応援に行くことができるのはありがたい。いつもと違う場所で仕事をするのは気分転換にもなる」と笑顔で話した。

テレワーク環境の整備を進める西武鉄道は、所沢駅(所沢市)、高田馬場駅(東京都新宿区)など4駅にブースを設置しており、今後も拡充する予定だ。西武球場前駅での取り組みについては、今回の利用状況を踏まえて継続の可否を検討する。(中村智隆)