コメ農家の所得補償を JA会長、作付け転換必要

全国農業協同組合中央会(JA全中)の中家徹会長
全国農業協同組合中央会(JA全中)の中家徹会長

全国農業協同組合中央会(JA全中)の中家徹会長は7日の定例記者会見で、新型コロナウイルス禍での需要減に伴う2021年産の米価下落について「厳しい状態だ。22年産も相当作付け転換を余儀なくされる」と危機感を示した。政府に対して、農家の所得を補償するための予算措置を求めた。

中家氏はコメの在庫が積み上がっているとして、需給状況の改善も政府に要請していく考えを示した。金子原二郎農相は、保管経費の支援事業拡充なども含め、検討すると表明している。

人口減少に加え、コロナ禍に伴う外食需要の低迷がコメの需要減に拍車を掛けている。中家氏は「来年も消費は減退することになる」と述べ、先行きに厳しい見方を示した。