年金通知ミスで岸田首相が再発防止を指示 後藤厚労相謝罪

年金振込通知書の誤送付に関し、記者団の取材に応じる後藤厚労相=7日午前、厚労省
年金振込通知書の誤送付に関し、記者団の取材に応じる後藤厚労相=7日午前、厚労省

岸田文雄首相は7日、年金振込通知書の誤送付が約97万2千件あり、受給額などの個人情報が漏れた問題を受け、原因究明と再発防止、国民の不安払拭に努めるよう、後藤茂之厚生労働相に指示した。後藤氏が同日、厚労省で記者団の取材に応じ、明らかにした。

後藤氏は取材に「国民にご迷惑をおかけしたことを深くおわび申し上げる」と述べ、謝罪。「年金の振り込みは正しく確実に行う。不安を少しでも解消できるよう相談対応に万全を期す」と強調した。

松野博一官房長官は記者会見で「大切な年金に関し、誤ったお知らせをすることは本来あってはならないことだ」と述べた。

誤送付は日本年金機構が6日夜に発表。岐阜県内の委託業者による印刷工程でのミスが原因だった。対象者は愛知、三重、福岡3県にまたがる。実際の受給額に影響はない。