英代表団、タリバンと会談 関係構築には触れず - 産経ニュース

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英代表団、タリバンと会談 関係構築には触れず

5日、英国のガス首相特使と会談するタリバン暫定政権のムッタキ外相(ソーシャルメディアより、ロイター=共同)
5日、英国のガス首相特使と会談するタリバン暫定政権のムッタキ外相(ソーシャルメディアより、ロイター=共同)

英国のガス首相特使ら政府代表団は5日、アフガニスタンの首都カブールを訪れ、イスラム原理主義勢力タリバン暫定政権のムッタキ外相やバラダル副首相らと会談した。英代表団のアフガン訪問は、タリバンが8月に政権を掌握して以降初めて。タリバンは国際社会による早期の政権承認を目指しており、声明で「外交関係の再開について話し合った」と主張した。

ただ英側はタリバンとの関係構築には触れず、テロ対策の重要性や出国希望者の安全確保などについて協議したとしている。少数派の扱いや女性の権利の問題も提起した。

タリバン復権後のアフガン経済は困窮し、人道支援が必要な状態だが、国際社会は女性を抑圧する姿勢が際立つタリバン暫定政権を承認していない。ムッタキ氏は「英国は関係改善に向けた前向きな一歩を踏み出すべきだ」と要望した。

英代表団の1人は会談後、ツイッターで「見解の相違がある」と明らかにしたが、両国の共通の利益を見いだせるか「試すのは正しい」と強調した。(共同)