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町屋改修の宿が8日開業 福岡・八女

竹編みのいすや提灯の照明など、地域の文化に触れることができる客室
竹編みのいすや提灯の照明など、地域の文化に触れることができる客室

福岡県八女市に古い町家を改修し、地域文化を体感できる宿が8日、開業する。八女は宿泊施設が少なく、観光客の滞在時間が短いことが課題だったが、昨年にも古民家ホテルが開業し、観光客の注目が高まる。八女特有の茶畑を望む絶景スポットを楽しめるカフェの開設を計画している八女茶の生産者もおり、滞在型観光への転換に向け、街が変わろうとしている。

町家を宿泊施設に改修した「Craft Inn 手」
町家を宿泊施設に改修した「Craft Inn 手」

新たに開業する宿は市中心部の福島地区にあり、明治期に建てられたと推定される町家2棟を改装し、客室数は3室の宿にした。福島地区は国の重要伝統的建造物群保存地区に指定され、周辺には白壁の街並みが広がる。

宿の名称は「Craft Inn(クラフトイン)手」で、伝統産業を中心に八女やその周辺で営まれてきた「手仕事」を体感し、周辺にある工房で手仕事を体験する入り口になることをコンセプトとする。

竹編みのいすや提灯(ちょうちん)で作った照明、久留米絣(がすり)の工房が藍色に染め上げた木のテーブルなど、室内の家具やインテリアは地域の職人が伝統技法を使って、現在の暮らしに合うよう作り上げた。朝食は八女の桶屋(おけや)が作った木桶を使い、地域の旬の野菜などを提供する。