米中高官6日スイスで会談 「競争管理」目指す - 産経ニュース

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米中高官6日スイスで会談 「競争管理」目指す

サリバン米大統領補佐官(ロイター)
サリバン米大統領補佐官(ロイター)

【北京=三塚聖平】中国外務省は6日、中国外交担当トップの楊潔篪(よう・けつち)共産党政治局員が、サリバン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)とスイス・チューリヒで会談すると表明した。ロイター通信によると、会談は6日に行われる。米中間の緊張緩和に向け、対話ルートを再構築するのが狙いとみられる。

中国国営新華社通信によると、中国外務省の華春瑩(か・しゅんえい)報道官は会談について「中米関係と、関連する問題について意見交換する」と説明した。今月に入り中国軍機が台湾の防空識別圏(ADIZ)への進入を活発化させており、軍事的な緊張が増している。中国は米政府が台湾の蔡英文政権への接近を深めていることに反発しており、台湾問題についても議論されるとみられる。

華氏は、同会談は習近平国家主席とバイデン米大統領が9月上旬に行った電話会談での合意内容を受けて行うと強調した。中国側によると、電話首脳会談では「米中双方が多方面にわたる対話を行い、中米関係を前進させる条件を整える」ことで合意している。9月下旬には米中の国防当局者がテレビ会議を行うなど、各分野やレベルで米中間の対話ルートの再構築に向けた動きが出ている。

楊氏とサリバン氏の会談では、バイデン氏の就任後初となる、米中両首脳による直接会談も議題になる可能性がある。