「明日への希望」喜び分かち合う ノーベル賞真鍋氏の出身校 - 産経ニュース

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「明日への希望」喜び分かち合う ノーベル賞真鍋氏の出身校

母校の大先輩、真鍋淑郎さんのノーベル賞受賞について話し合う愛媛県立三島高校の生徒=6日午前、愛媛県四国中央市
母校の大先輩、真鍋淑郎さんのノーベル賞受賞について話し合う愛媛県立三島高校の生徒=6日午前、愛媛県四国中央市

今年のノーベル物理学賞に決まった真鍋淑郎さん(90)の母校、愛媛県立三島高校では発表から一夜明けた6日、鈴木斎(あきら)校長が「これ以上ない元気と勇気、明日への希望を与えてくれた」と全校放送で真鍋さんの受賞を報告。大先輩の功績に触れた生徒たちからは「私たちも誰かの役に立ちたい」との声が上がった。

2年3組では、担任の小原秀雄教諭が真鍋さんに関する資料を用意。生徒の三宅陽仁(はると)さんは「世界的な気候問題に日本人が早くから関心を持ち、研究してノーベル賞をとった。すごいことで、自分もしっかり勉強して真鍋先輩のようになりたい」と刺激を受けた様子。中学時代の課題で環境問題について調べた際に、真鍋さんの名前を知ったという藤田涼平さんは「地元から素晴らしい業績を残した。私たちも頑張らなければという気持ちになった。誰かの役に立てるようになりたい」と目を輝かせた。

数学に興味があるという押条明星(おすじょうあかり)さんは「自分が今勉強していること、学びたいと思っていることも、誰かの発明や発見があってできるのだと感謝している。私も将来、数学分野で分かっていないことを突き詰めてみたい」と夢を語った。

同校では、真鍋さんの快挙を祝福する懸垂幕の掲出なども検討中という。鈴木校長は「再来年に創立100周年を迎える。真鍋先生にオンラインでもいいので講演をお願いできないかなと思っている」と話した。