EU、独自防衛へ議論加速 首脳会議、対中関係も - 産経ニュース

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EU、独自防衛へ議論加速 首脳会議、対中関係も

EUのミシェル大統領=ブリュッセル(ロイター)
EUのミシェル大統領=ブリュッセル(ロイター)

欧州連合(EU)は5日、議長国スロベニアの首都リュブリャナ近郊で非公式の首脳会議を開いた。2日間の日程で、米国の軍事力に頼らない独自防衛の強化に向け議論を加速。対中国関係の在り方についても協議し、今月下旬にブリュッセルで開かれる首脳会議でさらに詳しく話し合う予定。

ミシェルEU大統領は冒頭、EUは米国などとの協力関係を重視していく一方で「より自律的に行動する方法を探ることも重要だ」と述べた。

EUではアフガニスタン駐留米軍撤退を巡る混乱を契機に、独自防衛を巡る議論が活発化。9月には米英豪の安全保障枠組み「AUKUS(オーカス)」の創設でフランスがオーストラリアから潜水艦共同開発計画を一方的に破棄され、独自防衛の必要性を訴える声が高まった。

中国とは人権問題などを巡り関係が冷え込む一方、経済や地政学的な観点から台湾と協力関係強化を模索している。(共同)