大迫、サウジ戦勝ち点3へ「チームで戦う」 接戦か

サウジアラビア戦に向けた練習で、笑顔を見せる大迫(左)=ジッダ(共同)
サウジアラビア戦に向けた練習で、笑顔を見せる大迫(左)=ジッダ(共同)

サッカーの日本代表は7日午後8時(日本時間8日午前2時)から、敵地のジッダでワールドカップ(W杯)アジア最終予選B組第3戦のサウジアラビア戦に臨む。

W杯出場を争うサウジアラビアとの一戦へ、エースの大迫は危機感を胸に刻む。「ここで結果を出せばW杯に近づくし、結果が出なければW杯も厳しくなる。最高の準備をしたい」。最終予選で日本は現在1勝1敗の4位、相手は2連勝で2位。敵地とはいえ、何としても勝ち点3が欲しい。

厳しい戦いが予想される。前回対戦は2019年1月のアジア・カップ決勝トーナメント1回戦。1-0で振り切ったが、相手のボール支配率が7割を超えた。「個人の力だけでなく、意思統一してチームで戦わないと勝てない相手。試合前にしっかりと整理したい」と激戦に備える。

19年夏から指揮を執るフランス出身のルナール監督の存在も怖い。モロッコ代表を5大会ぶりに18年W杯に導くなど高い手腕を持ち、「規律や戦術を落とし込んでいる印象がある」と警戒。まずは「自分たちが試合のペースをコントロールするのが一番。先制点を取れればそれが可能だと思うので取り切りたい」と意気込む。

コンディションは上向きだ。今夏7年半ぶりに復帰したJリーグでは、2日の浦和戦で神戸加入後初ゴールを挙げた。3試合連続アシストもマークし、得点に絡む機会が増えている。9月7日の中国戦では決勝ゴールを決め、勝負強さも衰えていない。「チームが勝つために、自分ができることは全部出す」と大迫。苦境を切り開くには、エースの奮闘が求められる。(川峯千尋)