太宰治の「わらい」に注目、企画展を群馬・高崎で開催

太宰治のユーモアなどスポットを当てた企画展のチラシ(群馬県立土屋文明記念文学館提供)
太宰治のユーモアなどスポットを当てた企画展のチラシ(群馬県立土屋文明記念文学館提供)

「走れメロス」「斜陽」「人間失格」など、数多くの作品を残し、38歳でこの世を去った太宰治の「わらい」に注目した企画展を9日から群馬県立土屋文明記念文学館(高崎市)で開催する。12月19日まで。

ユーモアや機知に富む秀作群に光を当て、「太宰治は苦悩を書く作家」というイメージにおさまらない、太宰文学の懐の深さを紹介するという。

このほか、太宰が谷川温泉から差し出した書簡、四万温泉訪問時のパネル写真など、県と太宰のつながりも併せて展示する。

併せて、11月6日に大阪大学院文学研究科の斎藤理生教授を招き、「太宰治の笑いの方法」と題した記念講演会も開催。12月12日には小説家、ミュージシャンの町田康氏の「太宰治 思想と宗教と笑い」も開かれる。このほか語り師、小河知夏劇場による語り劇「走れメロス」も11月21日に実施される。講演会、語り劇はいずれも午後2~3時半で、定員100人。往復はがきで受け付ける。詳細は同文学館ホームページ。