元町職員に懲役1年6月求刑 埼玉・鳩山の官製談合 - 産経ニュース

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元町職員に懲役1年6月求刑 埼玉・鳩山の官製談合

さいたま地裁
さいたま地裁

埼玉県鳩山町が発注した工事の価格を業者に漏らしたとして官製談合防止法違反などの罪に問われた元町職員、戸口啓被告(63)=同町大橋=の論告求刑公判が6日、さいたま地裁(高島由美子裁判官)で開かれ、検察側は懲役1年6月を求刑した。弁護側は執行猶予付き判決を求め、結審した。判決は11月10日に言い渡される。

検察側は論告で「価格を漏洩(ろうえい)したことは悪質であり、町の職務に対する信頼が失われた」と非難した。弁護側は「積極的に教えたのではなく、見返りを求めたり受けたりしていない」と主張した。

起訴状などによると、戸口被告は昨年4月27日、町産業環境課主幹として担当していた農産物直売所整備など2件の工事の価格を土木工事会社役員の田中歳光被告(63)=公競売入札妨害の罪で公判中=に教え、同年5月20日、田中被告が役員を務める会社が最低制限価格に近い金額で入札し落札したとしている。両被告は中学時代の同級生だった。