アフガン爆発、ISが犯行認める タリバン新たに副首相任命

3日、モスク周辺で爆弾が爆発し、警戒態勢が敷かれたアフガニスタンの首都カブール(ゲッティ=共同)
3日、モスク周辺で爆弾が爆発し、警戒態勢が敷かれたアフガニスタンの首都カブール(ゲッティ=共同)

アフガニスタンの首都カブールのモスク(イスラム教礼拝所)周辺で3日に起きた爆発について、ロイター通信は4日、過激派組織「イスラム国」(IS)が犯行を認めたと報じた。敵対するイスラム主義組織タリバン関係者が標的だったとみられる。

駐留米軍撤退後、首都での大規模爆発は初めてで、治安悪化を浮き彫りにした。タリバンは4日に新たに副首相や軍幹部を任命するなど、統治体制の確立を急ぎ、治安問題にも対処したい意向とみられる。

タリバンが発表したのは暫定政権の閣僚ら38人の人事で、今回も女性は含まれなかった。副首相は9月7日発表の2人に加えて3人目で、2001年に崩壊した旧政権の高官だったカビル師を政治担当副首相とした。

今月3日に爆発が起きたモスクでは最近亡くなったタリバン報道官の母親を追悼する行事が営まれており、タリバン幹部によると少なくとも10人が死亡した。タリバンは4日、カブール北部でIS戦闘員の隠れ家を急襲し、戦闘員らを殺害したと発表している。(共同)