「バレー味わい尽くせた」 五輪4大会出場の荒木が引退会見 - 産経ニュース

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「バレー味わい尽くせた」 五輪4大会出場の荒木が引退会見

引退の記者会見で花束を贈られ、笑顔を見せるバレーボール女子の荒木絵里香=5日、名古屋市
引退の記者会見で花束を贈られ、笑顔を見せるバレーボール女子の荒木絵里香=5日、名古屋市

バレーボール女子日本代表として五輪4大会に出場した荒木絵里香(トヨタ車体)が5日、名古屋市内で引退会見に臨んだ。銅メダルを獲得した2012年ロンドン大会と今夏の東京大会で主将を務めた37歳は「バレーを始めて26年、たくさんの支えのおかげでここまで続けてくることができた。感謝の気持ちでいっぱい」と語った。

14年の長女出産後、現役復帰した荒木は「バレーがうまくなりたい一心で取り組み続けてきたが、能力の限界を感じ、バレー選手を味わい尽くせた気持ちになった」と決断の理由を説明。ここ1、2年のパフォーマンスに満足できなかったといい、1年延期された東京五輪を区切りに設定した。思い出深い試合には、中国に競り勝ったロンドン五輪準々決勝を挙げた。

今後はトヨタ車体でチームコーディネーターの肩書で競技普及に取り組むほか、将来的な指導者の道も視野に大学院進学も計画している。「これまでの経験を生かし、社会に貢献できる活動をしていけたら」と女性の社会進出を後押しする活動にも意欲を示した。