横田めぐみさん57歳の誕生日 帰国願い「青いバラ」販売、寄付

誕生日を迎えた横田めぐみさんをはじめ拉致被害者の帰国を願って青いバラの寄付企画を行う和田初美さん=5日、新潟市中央区(本田賢一撮影)
誕生日を迎えた横田めぐみさんをはじめ拉致被害者の帰国を願って青いバラの寄付企画を行う和田初美さん=5日、新潟市中央区(本田賢一撮影)

北朝鮮にさらわれた横田めぐみさん=拉致当時(13)=が5日、57歳の誕生日を迎えた。拉致現場から南東に1キロほどのところにある新潟市中央区の造花店「アートフラワー楽花(らっか)」の店主、和田初美さん(72)は拉致被害者全員の帰国を願い、「夢かなう」の花言葉を持つ青いバラの造花を販売。売り上げの一部を寄付し、救出活動に役立ててもらう活動を行っている。

店内には、かわいらしいグラスに入った小さなものや、生け花のような大きなものなど6種類20点ほどの商品が並ぶ。価格は1500~1万8千円までさまざま。先月9日から販売を始め、約20点が売れた。売り上げの1割を横田めぐみ基金に寄付する。

横田めぐみさんをはじめ拉致被害者の帰国を願って販売される青いバラ=5日、新潟市中央区(本田賢一撮影)
横田めぐみさんをはじめ拉致被害者の帰国を願って販売される青いバラ=5日、新潟市中央区(本田賢一撮影)

「プレゼント用の作品として青いバラを調べていたら、花言葉が『夢かなう』だと分かった。足踏みが続く拉致問題の解決に役立てばと、この企画を始めた」(和田さん)。企画はめぐみさんの帰国が実現するまで続けられ、「帰国しためぐみさんに夢がかなったねと、青いバラを贈りたい」との夢を抱く。

めぐみさんの母校である市立新潟小学校、市立寄居中学校の同級生らでつくる「横田めぐみさんとの再会を誓う同級生の会」代表の池田正樹さん(57)が企画をサポート。「和田さんのように思いを寄せてくれる方々が全国に多くいると思う。そうした思いを集め、政府を動かしたい」と話した。

青いバラは、電話でも全国から注文を受け付けている。別途送料が必要。問い合わせは同店(025・379・7666)まで。