「準備が間に合わない」 宮城知事選、衆院選との同日選厳しく - 産経ニュース

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「準備が間に合わない」 宮城知事選、衆院選との同日選厳しく

岸田文雄首相が衆院選の日程を「19日公示、31日投開票」と表明したことを受け、知事選との同日選を目指してきた宮城県選挙管理委員会が日程の再調整を迫られている。県選管は同日選を目指す構えを崩さないが、事務作業を手掛ける市町村からは「準備が間に合わない」といった声が相次ぎ、調整が難航。県選管は近く委員会を開き、知事選の日程を決定する。

県選管は9月28日、衆院選との同日選を想定し、知事選の日程を「10月21日告示、11月7日投開票」または「10月28日告示、11月14日投開票」にすると発表。県選管の皆川章太郎委員長は「新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、可能な限り知事選と衆院選を同日に執行する」とのコメントを出し、理解を求めていた。

県選管の関係者によると、知事選を衆院選と同じ31日投開票に合わせた場合、告示日は14日となる。投票所の入場券発送など準備作業を短期間で行う必要に迫られ、「(同日選は)市町村の準備が物理的に難しい」(関係者)という。

また、立候補予定者の説明会はすでに7日に設定しており、14日告示の場合、候補者は届け出書類の作成といった準備を1週間で済ませなければならない。こうした事情を踏まえ、同日選は困難との見方が関係者の間で強まっている。

同日選となれば、選挙にかかる費用を低減できるといったメリットもある。立候補を表明している村井嘉浩知事も、投票率向上の観点などから同日選の実現を支持していた。