スポニチ公式サイトで、米大リーグの大谷翔平投手に関する、ちょっといい話を見つけた。先月末のエンゼルスタジアムでの出来事である。試合を控えたマリナーズの救援投手セワルドが、キャッチボール中の大谷を見つけて話し込んでいた。
▼記者が声をかけると、ボールにサインを頼んでいたという。いかに大谷がすばらしいか、目を輝かせて語っていた。今夏のオールスターゲームでも、サインを求める選手が列を作った。投打二刀流の活躍が高い評価を受けている証しである。
▼その大谷は今季の最終戦となった3日のマリナーズ戦で46号ソロを放ち、有終の美を飾った。本塁打王こそ逃したものの、安打、打点、得点、投球回、奪三振でいずれも100の大台に達する史上初の快挙である。