原油6年11カ月ぶり高値 産油国が追加増産見送り - 産経ニュース

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原油6年11カ月ぶり高値 産油国が追加増産見送り

週明け4日のニューヨーク原油先物相場は続伸し、指標の米国産標準油種(WTI)の11月渡しが前週末比1・74ドル高の1バレル=77・62ドルと、2014年11月以来、約6年11カ月ぶりの高値で取引を終えた。産油国が追加の増産を見送ったことから需給逼迫(ひっぱく)懸念が広がり、一時1バレル=78ドル台をつけた。

ニューヨーク株式市場では、原油高でインフレが進み、企業収益が圧迫されるとの見方から株価が大幅安となった。ガソリン高などが続けば、日本を含む消費国の景気に悪影響が出そうだ。

石油輸出国機構(OPEC)とロシアなどの非加盟の産油国でつくる「OPECプラス」は、毎月日量40万バレルずつ協調減産を縮小していくという従来方針の維持を決めた。新型コロナウイルスの感染状況の先行きが不透明なため、消費国が求めていた追加増産には踏み切らなかった。(共同)