西日本鉄道と福岡国際空港は、航空機を間近に見ることができる空港内バスツアーを11月に行う。新型コロナウイルスの影響で観光需要は落ち込んでいるが、新たなイベントで空港を訪れる人を増やしたい考えだ。6日から予約を受け付ける。
屋根のない開放的なバスを使い、約3メートルの高さから空港を見渡せる。駐機スペースや滑走路の周辺など普段は入れないエリアを走り、タイミングが良ければ離着陸する航空機を真下から見られる。夜間に滑走路の灯火を眺めることができるコースも用意した。
ツアーは11月6、7日の2日間で、1日計4回実施する。予約はインターネットや電話で受け付け、大人3500円、小学生以下2720円。福岡空港の担当者は「ツアーをきっかけに空港を身近に感じてもらい、買い物や食事でも利用してほしい」と話した。