露、日本海でミサイル演習実施 軍事活動常態化に懸念

【モスクワ=小野田雄一】ロシア太平洋艦隊は5日、日本海で同艦隊の海防艦がミサイル迎撃訓練を実施したと発表した。インタファクス通信が伝えた。

日本海でのミサイル演習をめぐっては、露政府が日本の排他的経済水域(EEZ)の好漁場「大和堆(やまとたい)」周辺を含む海域で9日まで実施すると日本側に通告していたことが1日に判明。露側は訓練を行った具体的な場所は発表していない。

国連海洋法条約はEEZでの軍事演習を明確に規制していないが、他国のEEZ内での行動には配慮するよう求めている。日本はロシアが日本周辺での軍事活動を常態化する恐れがあるとみて警戒を強めている。

演習では、海防艦「グロムキ」が、別の艦艇から発射された標的を防空ミサイルで撃ち落とした。

日本の海上保安庁は4日夜、ロシア軍が日本海で予定していたミサイル射撃訓練を取りやめたとして、航行警報を解除していた。