衆院選で「自民の過半数割る」 維新代表が意欲

日本維新の会の松井一郎代表(大阪市長)
日本維新の会の松井一郎代表(大阪市長)

日本維新の会の松井一郎代表(大阪市長)は5日、次期衆院選について、「自民党の過半数を割る」と述べ、党勢拡大によるキャスチングボートの掌握に意欲を示した。市役所で記者団に語った。

現有10議席の維新は、党単独で法案を提出できる21議席を衆院選での「最低ライン」とし、100人程度の候補者擁立を目指している。

松井氏は「持続可能な日本をつくるために、われわれの政策を少しでも政府に実現させようと思えば、自民党が過半数を割り込むことだ。(自民との)交渉の舞台をつくれる」と語った。

立憲民主党と共産党、社民党、れいわ新選組の4党による選挙協力にも言及。「一番重要な外交・防衛政策がまとまらないのに、政権選択選挙でよく協力できるな」と批判した。

会員限定記事会員サービス詳細