コロナ禍前の84%に回復 和歌山・白浜町の観光客 - 産経ニュース

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コロナ禍前の84%に回復 和歌山・白浜町の観光客

海水浴客でにぎわう白良浜=今年7月、和歌山県白浜町
海水浴客でにぎわう白良浜=今年7月、和歌山県白浜町

和歌山県白浜町を訪れた夏季(7~8月)の観光客が、新型コロナウイルスの影響で近年では最低だった昨年同時期(45万7200人)の約26%増となる57万7300人だったことが町のまとめでわかった。例年書き入れどきとなる8月中旬に天候不順に見舞われたものの、コロナ禍前の一昨年同時期(68万5300人)と比べると、約16%減(約84%)の水準にまで回復した。

県が県内在住者の旅行代金を最大1万円補助する「わかやまリフレッシュプラン2nd」の効果があったと町は分析。また、京阪神などからの行楽客でにぎわう白良浜(しららはま)海水浴場の開設期間が前年より22日長かったことや、昨年中止された白良浜での花火行事が開催されたことなども奏功したとみている。

町によると、今年7~8月の日帰り客は前年同時期比で約28%増の26万8600人、宿泊客も約25%増の30万8700人。東京と町内を結んでいる南紀白浜空港で飛行機を降りた人数も大きく伸び、約64%アップの1万2653人になった。

町内の海水浴場は、白良浜、江津良、臨海浦、椿の4カ所を開設。このうち関西有数の海水浴場として知られる白良浜は前年より22日長い7月1日~8月31日に開設し、前年同時期比で約13%増の17万1936人が利用した。ただ今回と同じ開設期間だった一昨年と比較すると、約58%減になった。

町観光課の担当者は「秋以降についてはワクチン接種の状況や新型コロナの感染状況をみながら、観光客誘致に向けた取り組みを経済団体とともに進めたい」としている。