泥酔女性を乱暴、元野村証券社員2人に実刑判決

東京地裁が入る建物(今野顕撮影)
東京地裁が入る建物(今野顕撮影)

泥酔状態の女性を暴行し、心的外傷後ストレス障害(PTSD)を負わせたとして、準強制性交致傷罪に問われた元野村証券社員2人の裁判員裁判で、東京地裁は4日、千葉健太被告(30)に懲役7年(求刑懲役8年)、樋野良輔被告(28)に懲役4年(求刑懲役6年)の判決を言い渡した。

楡井英夫裁判長は判決で「女性の人格を一顧だにしない態度でもてあそんだ」と非難した。被害者が事件後に男性を避けたり、周囲を過剰に警戒したりする症状があり、事件が原因でPTSDになったと認定。「致傷罪に当たる」と判断した。

主な争点は、女性が抵抗をすることが著しく困難な状態だったかどうか。弁護側は抵抗できたと主張したが、判決は防犯カメラの映像などから「飲酒の影響で性交に抵抗することが著しく困難な状況だった」と退けた。