大谷の46号にどよめき 敵地シアトルに多くの日本ファン

マリナーズ戦でエンゼルス・大谷を応援するファン=シアトル(共同)
マリナーズ戦でエンゼルス・大谷を応援するファン=シアトル(共同)

米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平の歴史的なシーズン最終戦を見届けるため、敵地にもかかわらず多くの日本人ファンが詰め掛けた。日本勢初の本塁打王に向け、トップと3本差で迎えたが、タイトルには届かなかった。

大谷は先頭打者として地元、マリナーズファンで埋まる右翼スタンドに46号の本塁打を打ち込んだ。マリナーズのプレーオフ進出に望みをかける観客席は一瞬静まり返り、その後どよめきが起こった。四球で勝負を避けられた際にはブーイングも聞かれた。

三塁側のエンゼルスのベンチ後方を中心に背番号17番の赤いユニホームを着込んだファンが目立った。新型コロナウイルス禍で渡航制限がある中、東京から応援に駆け付けた成瀬博文さん(34)は「日本では毎朝、大谷選手の結果を見てその日の仕事を頑張ろうという気になった。勇気と元気をもらった。大谷選手には、コロナ禍で日本のファンに希望を与えてくれた感謝しかない」と話した。

ロサンゼルスから足を運んだ柳田大輔さん(30)は今年、10試合以上を観戦したという。「球場で見ると、大谷選手のすごさを改めて実感できる」と声を弾ませた。(共同)