棋聖、王位、叡王の三冠、藤井聡太(19)の今年度の公式戦で、大幅に増えた戦型がある。「相掛かり」。今年度に入って36局中、15局(9月30日現在、未放映のテレビ棋戦を除く)にのぼる。藤井が公式戦で相掛かりを指したのは、平成29年度から昨年度まで年間9~4局。今年度はまだ約半年残っている段階で、突出している。
増えた「相掛かり」
相掛かりとは、互いに飛車先の歩を進めていく戦型だ。その後の指し手のバリエーションが広く、先手の利点を生かしやすいとされる。
棋聖、王位、叡王の三冠、藤井聡太(19)の今年度の公式戦で、大幅に増えた戦型がある。「相掛かり」。今年度に入って36局中、15局(9月30日現在、未放映のテレビ棋戦を除く)にのぼる。藤井が公式戦で相掛かりを指したのは、平成29年度から昨年度まで年間9~4局。今年度はまだ約半年残っている段階で、突出している。
相掛かりとは、互いに飛車先の歩を進めていく戦型だ。その後の指し手のバリエーションが広く、先手の利点を生かしやすいとされる。