自民党の石破茂元幹事長は4日午後、首相に選出された岸田文雄総裁について「国民の皆さま、特につらい人や苦しい人の声を聞く政権であってほしい」と訴えた。国会内で記者団に語った。
岸田首相が組閣する閣僚人事の顔ぶれに関しては「老壮青のバランスに気を使われた。危機的な日本に最も素晴らしい人事かどうかはこれから判断されることだ」と述べるにとどめた。
自身が顧問を務める石破派(水月会、15人)から入閣者がゼロだったことについては「われわれのグループにはそれぞれの分野に通暁した人がいる。できれば登用してもらいたかった」と語った。