経済安保相に抜擢の小林鷹之氏 地元・千葉に期待

認証式を終え官邸に入る小林鷹之経済安保相=4日午後、首相官邸(川口良介撮影)
認証式を終え官邸に入る小林鷹之経済安保相=4日午後、首相官邸(川口良介撮影)

新設の経済安全保障担当相に就任した衆院千葉2区(千葉市花見川区、八千代市、習志野市)選出の小林鷹之氏(46)は、オレンジ色のネクタイを締め、緊張の面持ちで官邸入り。「非常に身の引き締まる思い。経済安全保障の内外の情勢は非常に流動的で日本は厳しい状況に置かれており、経済面から国益を確保していく」と強調した。

千葉県八千代市の事務所には、午前8時ごろから電話が鳴りやまず、約100件を超える祝福の声が寄せられ、スタッフ総出で対応した。電報が約40通、胡蝶蘭などの鉢植えも20鉢以上届けられた。

小林氏は、岸田首相と同じ開成高校卒。東大法学部に進学し、卒業後は、大蔵省(現・財務省)に入省、退職後の平成24年の衆院選で初当選し3期目。これまで防衛政務官や自民党では経済安保戦略を策定した党の新国際秩序創造戦略本部で甘利明座長をサポートする事務局長を務めた。

小林氏の八千代市後援会長を務める綱島照雄さん(68)は「議員になる前から知っているが、その頃から本当にまじめで誠意のある人だ」とし、「財務省出身で、防衛政務官を務めた経験もあるので、(経済安保は)得意な分野だと思う。能力を発揮してこれからの活躍の第一歩にしてほしい。今日は本当にうれしい一日」と喜びを語った。

地元事務所によると、小林氏はこれまで国会へ電車通勤だった。4日朝も八千代緑が丘駅前で活動後、電車で永田町に。事務所近くで青果店を営む畑中収治さん(71)は「腰が低くて気さくな人。ゆくゆくは首相になってほしい」と期待を込めた。