和歌山市の水管橋崩落 小学校で応急給水開始 - 産経ニュース

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和歌山市の水管橋崩落 小学校で応急給水開始

応急給水には市民らの長い行列ができた=4日午前、和歌山市野崎の市立野崎小(藤崎真生撮影)
応急給水には市民らの長い行列ができた=4日午前、和歌山市野崎の市立野崎小(藤崎真生撮影)

和歌山市の紀の川に架かる「六十谷(むそた)水管橋」の一部が崩落し、市北部の約6万世帯約13万8千人に断水の恐れがあるとして、市は4日早朝から、応急給水を始めた。この日は給食が提供できないなどとして計37の幼稚園と小中高校が臨時休園・休校となるなど、市民生活に大きな影響が出た。

川の北側にある野崎地区の市立野崎小学校では、校内の受水槽を使い、応急給水を開始。午前6時台から市民らが次々と訪れた。

近くの主婦(40)は大きさの異なるペットボトル容器を持って列に並び、「トイレでは用を足すたびタンクに水を入れなければならない。コロナ禍の中、せっけんで手を洗おうとすると、水をすぐに使ってしまう。一刻も早く元に戻ってほしい」と話した。市内の無職、小西富雄さん(76)は列に約1時間並び、持参した約2リットルの容器1個分の水を確保したといい、「(容器が)そんなにあるわけでもない。タンクを家に常備している家は、そう多くないのではないか」と困惑していた。

この小学校では、大阪市水道局の給水車も応急給水の支援に駆け付けた。