拉致啓発決議案を提出 大阪府議会の主要3会派

大阪府庁=大阪市中央区
大阪府庁=大阪市中央区

大阪府議会で大阪維新の会と自民党、公明党の主要3会派は4日、北朝鮮による拉致問題の啓発活動を推進する決議案を鈴木憲議長に提出した。3会派は議会運営委員会が委任する政務調査委員会で協議するとともに、少数会派にも賛同を呼びかけ、今月中の全会一致での採択を目指す。府内全市町村議会での決議採択も視野に入れ、拉致被害者奪還の機運を府内外で醸成したい考えだ。

決議案は若年層向けの啓発活動推進に「積極的に関与する」ことが柱。行政側への働きかけを通じ、被害者の横田めぐみさん(56)=拉致当時(13)=を題材にしたドキュメンタリーアニメ「めぐみ」の上映や、政府主催の北朝鮮人権侵害問題啓発週間作文コンクールへの参加などを促す。

府内超党派の地方議員でつくる「大阪拉致議連」には府議会と38市町村議会に所属する300人以上の議員が参加。府議会での採択後、参加議員がいない5市町議会も含む全43市町村議会での決議採択を目指す。