岸田首相記者会見詳報

(11完)低投票率の原因「政治不信もある」

初閣議を終え、岸田文雄首相(前列中央)とともに記念撮影に臨む新閣僚ら=4日午後、首相官邸(納冨康撮影)
初閣議を終え、岸田文雄首相(前列中央)とともに記念撮影に臨む新閣僚ら=4日午後、首相官邸(納冨康撮影)

=(10)から続く

--国政選挙の投票率低下の原因はどこにあると考えるか。政治不信が原因ではないか。投票率を上げるために政治が整備すべき制度があるのではないか

「はい、ありがとうございました。まず低投票率について要因ということですが、政治不信もあるのではないか、こういったご指摘ですが、私はそういった政治不信もあると思っています。

多くの方々がコロナ禍で苦しんでおられる。私も今回の総裁選挙に至るまでの1年間、多くの国民の皆さんの切実な声を小さなノートに書き留めながら、いろいろ話を聞いてきました。その中で自分たちの声が政治に届かないとか、政治の説明が国民に響かないとか、こういった声もたくさんあったと振り返っています。

こういった状況に対して、やはり民主主義の根幹であります国民の信頼はしっかり取り戻していかなければいけない。こういった危機感を私も持ち、今回の総選挙にも挑戦した。こういったことであります。

ぜひ、納得感がある説明、あるいは対話、そして丁寧で寛容な政治、こういったことを進めることによって国民の信頼感、しっかり取り戻し、そして、おっしゃるように選挙の投票率にも影響してくる、こうした流れをつくっていきたいと思っています。

そして、コロナ禍の中で選挙の投票がなかなか難しいとのご指摘ありました。それに向け、さまざまな提案も今いただきました。すぐにできること、できないこと、これはさまざまだと思いますが、絶えず最新の技術もしっかりと念頭に置きながら、何ができるのか、これを不断に考えていく、こういった姿勢は大事なのではないかと思います。

まさに国民の皆さんの声を聞きながら現実、この選挙、より多くの皆さんに投票に行ってもらえるような体制をしっかりつくっていきたい。そういった大きな方向性は大事にしていきたいと思っています。以上です」

=(完)