国安法圧力で労組連合解散 香港民主派勢力ほぼ全滅

7月1日、香港の繁華街コーズウェイベイ(銅鑼湾)で、デモを取り締まる警官隊(共同)
7月1日、香港の繁華街コーズウェイベイ(銅鑼湾)で、デモを取り締まる警官隊(共同)

香港の民主派労組連合「香港職工会連盟(職工盟)」は3日、特別会員大会を開き、解散を決定した。香港メディアが報じた。2019年の抗議デモに会員を動員したことなどが問題視され、香港国家安全維持法(国安法)違反の可能性があると親中派メディアが報じるなど、圧力が強まっていた。

香港の民主化運動を支えてきた民間団体が今年8月以降、相次ぎ解散に追い込まれており、職工盟の解散で、民主派勢力の主要団体はほぼ全滅したことになる。親中派の学者によると、中国の習近平指導部は「香港の反体制派撲滅」を目指している。

職工盟は1990年7月に成立した民主派の中核的な団体。93団体が加盟し、会員総数は約19万人という。(共同)