武蔵野市長選は松下氏が再選 野党系が支持

東京都武蔵野市長選で再選を果たし、支援者と万歳三唱する松下玲子氏(中央)=3日午後10時38分、同市中町(太田泰撮影)
東京都武蔵野市長選で再選を果たし、支援者と万歳三唱する松下玲子氏(中央)=3日午後10時38分、同市中町(太田泰撮影)

任期満了に伴う東京都武蔵野市長選は3日に投開票が行われ、無所属で現職の松下玲子氏(51)が、いずれも無所属新人で医師の鹿野晃氏(48)=自民、公明推薦、元市議の深田貴美子氏(62)の2人を破り、再選を果たした。投票率は47・46%(前回44・26%)、当日有権者数は12万2417人。

午後10時35分すぎ、同市中町の松下氏の選挙事務所に当選が伝えられると、松下氏と支援者は万歳三唱で喜びを分かち合った。選挙戦を支援した菅直人元首相も駆け付け、祝福した。

松下氏は「新型コロナウイルス禍での選挙で不安もあった」と振り返りつつ、「4年間での公約の実現を評価してもらえた。コロナ禍から市民の命と暮らしを守る先頭に立たせていただきたい」と力を込めた。

松下氏は保育園の待機児童ゼロの実現など1期目の実績をアピール。子供の権利条例制定などを公約に掲げ、立民、共産など国政野党の支持も得て、選挙戦を有利に展開した。

自公の推薦を受けた鹿野氏は、医師として最前線で新型コロナウイルスの治療に当たった経験を強調。深田氏は市議4期の実績などをアピールしたが、ともに及ばなかった。