全米で中絶の権利訴えデモ テキサス州法に反対 - 産経ニュース

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全米で中絶の権利訴えデモ テキサス州法に反対

2日、米ニューヨークで人工妊娠中絶の権利を訴えるデモに参加する人々(ロイター)
2日、米ニューヨークで人工妊娠中絶の権利を訴えるデモに参加する人々(ロイター)

全米各地で2日、人工妊娠中絶の権利を訴えるデモが開かれ、首都ワシントンでは数千人が連邦最高裁に向けて行進した。南部テキサス州で9月1日に中絶を厳しく規制する州法が発効。女性を中心とするデモ参加者は州法に反対の声を上げ「私の体のことは私が決める」などと訴えた。

テキサス州法は妊娠6週前後とされる胎児の心拍確認後の中絶を禁じ、強姦などによる妊娠も例外としない。中絶に関わった医療従事者らを無関係の市民が訴えて勝訴すれば、報奨金を受け取れる規定もある。

米メディアによると、デモではテキサス州から他の州に中絶手術を受けに行く女性が相次いでいると訴える人もいた。

米国では1973年の最高裁判決で人工妊娠中絶が憲法上の権利と認められた。ただ、最高裁は近年保守派の判事が増え、テキサス州法の差し止めを求める医療機関などの申し立てを退けた。中絶の権利擁護派の間では危機感が強まっている。(共同)