菅内閣の官房機密費13億円 使途は「機密」

会見に臨む加藤勝信官房長官=1日午前、首相官邸(矢島康弘撮影)
会見に臨む加藤勝信官房長官=1日午前、首相官邸(矢島康弘撮影)

加藤勝信官房長官は1日の記者会見で、菅義偉(すが・よしひで)内閣が発足した昨年9月16日から今年9月末までに、国庫から約13億3千万円の内閣官房報償費(機密費)が官房長官に支出されたと説明した。このうち、官房長官自らが管理し、支出先を判断している「政策推進費」は約11億6千万円とした。令和2年度末に国庫返納した未使用額は13万円だった。

加藤氏は使途について「国の機密保持上、使途などを明らかにすることが適当でない性格の経費として使用されてきている」として明かさなかった。その上で「こうした経費について諸外国の例を調べた。決して開示されていない経費があることは事実だ」と説明。「厳正かつ効果的に支出に当たっていく。私もそういう思いで取り組んできた」と述べた。