JICAの群馬・高崎分室が開設、ジェトロとの相乗効果期待

開所式に出席した高崎市の富岡賢治市長(左から2人目)=1日、同市八島町
開所式に出席した高崎市の富岡賢治市長(左から2人目)=1日、同市八島町

国際協力機構(JICA)東京センターの高崎分室が1日、群馬県のJR高崎駅の高崎モントレー2階に開設した。隣には日本貿易振興機構(ジェトロ)群馬貿易情報センターもあり、高崎市では国際活動の拠点としての相乗効果を期待している。

JICAは国内に複数の拠点を置いており、群馬を含む1都5県を管轄する東京センターもその1つ。県内には海外への人材派遣などを行う「群馬デスク」(前橋市)がある。高崎分室は市の誘致で実現したもので、開業に向けては事務所整備費3千万円を負担した。

分室には国際協力推進員ら職員3人が勤務するほか、市職員1人も派遣。当面は民間のJICA事業への参加促進や県内での外国人材の活躍支援、セミナー開催などを行う。国際協力全般についての相談も受け付ける。ジェトロとも連携を図り、市内事業者の海外進出や国際貢献事業への挑戦につながる取り組みも進めていくという。

この日行われた開所式では、JICA東京センターの田中泉所長が「前橋と高崎が車の両輪となって県全体の活動を進めたい。要望を聞き取って一つ一つ実現できればいいと思っている」などとあいさつ。富岡賢治市長が「2つの拠点ができ、大変うれしい。コロナが終息した後、新しい高崎、県の発展のためにプラスになる」などと期待を込めた。