日銀、中国恒大の動向注視 9月決定会合の主な意見

中国恒大集団のロゴ=9月26日、中国・深圳(ロイター)
中国恒大集団のロゴ=9月26日、中国・深圳(ロイター)

日銀は1日、9月21、22日に開いた金融政策決定会合での「主な意見」を公表した。中国の不動産大手、中国恒大集団の経営危機問題が浮上した中での会合となり、出席者からは「油断することなく、経済・金融動向を注視し、必要であれば迅速に対応すべきだ」との意見が出た。

会合には日銀の正副総裁や審議委員が政策委員として出席。新型コロナウイルスの感染拡大で経済活動の制約が長期化している影響を点検し、2%の物価上昇目標の達成に向け、大規模な金融緩和政策を維持することを決めた。

ある委員は世界経済について「中国経済に減速感がある」と指摘し、規制強化が中国の中長期的な成長力を引き下げる可能性に警戒感を示した。日銀の大規模金融緩和に関しては「脱コロナ禍局面でも重要だ」といった声が相次いだ。

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