中小企業の景況感横ばい 先行きは悪化見込む 9月の日銀短観

日本銀行(日本銀行提供)
日本銀行(日本銀行提供)

日銀が1日発表した9月の企業短期経済観測調査(短観)によると、中小企業の景況感を示す業況判断指数(DI)は全産業でマイナス8となり、前回6月調査から横ばいだった。前回調査まで4四半期連続で改善していたが、非製造業の悪化が響いた。3カ月先の景況感を示す先行きは2ポイント悪化のマイナス10を見込んだ。

製造業の景況感は4ポイント上昇のマイナス3。IT関連需要の拡大で、生産用機械や電気機械などが改善した。非製造業は1ポイント悪化のマイナス10。小売りや通信、建設などが悪化した。

先行きは製造業が1ポイント悪化のマイナス4、非製造業も3ポイント低下のマイナス13だった。半導体不足などの影響による自動車の減産に対する懸念が広がった。中小企業は一般に大企業と比べて景況感を悲観視する傾向が強い。

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