平和賞予想の筆頭候補に「国境なき記者団」 気候条約も

ノーベル平和賞の受賞者予想で知られるノルウェーの国際平和研究所のウーダル所長は29日、来月8日に発表される今年の受賞者の予想を公表し、言論の自由の擁護を目指す国際ジャーナリスト組織「国境なき記者団」(RSF、本部パリ)を筆頭候補に挙げた。地球温暖化の防止を目的とする国連気候変動枠組み条約と条約事務局のエスピノサ事務局長も有力とした。

国境なき記者団については、偽情報が社会にまん延する中、民主主義が機能するには事実に基づく正確な報道が不可欠だと説明。2月に公表した予想を更新し、順位を引き上げた。

一方、近年の気候変動が人々の生活への深刻な脅威となりうると指摘し、気候変動枠組み条約を候補に追加。ロイター通信は、スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさんも受賞の可能性があるとの専門家の見方を伝えた。(共同)