大麻所持容疑で誤認逮捕 警視庁、20代男性釈放

警視庁=東京都千代田区
警視庁=東京都千代田区

警視庁は30日、大麻を所持したとする大麻取締法違反容疑で20代男性を誤認逮捕したと発表した。現場での検査で男性が持っていた葉から反応が出たが、科学捜査研究所(科捜研)が正式に鑑定した結果、成分は検出されなかった。同日釈放し、謝罪した。

警視庁によると、渋谷署員が26日夜、東京都渋谷区道玄坂の路上で男性を職務質問。検査に用いた試薬が大麻の成分に反応したときと同じ青紫色に変化したため、現行犯逮捕した。男性は「規制対象ではない薬物といわれて他人から譲ってもらった」という趣旨の説明をしていた。

警視庁は「試薬の反応だけではなく、本人の言動や葉のにおいなどを考慮して逮捕の可否を決めるよう以前から指導している。判断が甘く、指導を徹底する」としている。